イオン銀行でおまとめ

主婦の方にはおなじみな大手スーパーマーケットの「イオン」流通・小売業最大手のイオン株式会社の一員である「イオン銀行」は、イオングループで金融業を統括する「イオンフィナンシャルグループ株式会社」の完全子会社です。

 

イオン銀行には複数の借入をひとつにまとめるおまとめローンが準備されています。イオン銀行おまとめローン・フリーローン「イオンアシストプラン」は資金使途自由となっており、おまとめとしても利用可能と宣伝されています。スーパーマーケットとしては有名ですが、あまりイオン銀行の名を知らない方でもおまとめローンとして利用価値の高い「イオンアシストプラン」の活用法を紹介しましょう。

 

イオン銀行おまとめローン「イオンアシストプラン」の審査

低金利なローンであっても審査に合格しなければ利用することはできません。ローンの審査基準は一般的に公表されているものではなく、審査に合格するかどうかは実際に審査を受けてみなければわかりません。

 

一般的にカードローンの審査は以下のように審査基準が厳しいといわれています。

 

・(厳しい)銀行系→信販系→消費者金融系(緩やか)

 

つまり銀行ローンである「イオンアシストプラン」は審査基準が厳しいと予想できます。
また以下の理由からも、イオンアシストプランの審査基準が厳しいことが想像できます。

 

@貸倒リスクが高い

そもそもおまとめローンは貸倒リスク、つまり返済不能になるリスクが高い性質を持っています。借入金額が高額になる傾向が強いおまとめローンは、その分貸倒リスクも高くなってしまうのです。通常のカードローンに比較しておまとめ専用のローンは審査基準が厳しいことも仕方のないことです。

 

A銀行が提供している数少ないおまとめローン

おまとめ専用ローンを銀行が商品化している先はあまりありません。利用実績も少なく、その分審査基準が厳しいことも仕方のないことです。

 

B金利が低い

イオンアシストプランの適用金利は「実質年利3.8%〜13.5%」です。特に最上限金利が低めに設定されていることは、大きなメリットです。ただしその分審査基準を厳しくし、返済不能に陥る可能性を抑える必要があるのも仕方のないことです。

 

とはいっても返済能力が十分で、これまでの返済状況などが問題なければ十分審査に合格することができます。審査においては、一般的なカードローンの審査基準である、以下の項目が判断材料となります。

 

@安定した収入
借入条件の中には「原則、前年度税込年収が200万円以上の方」とあえて付与されています。
その分審査基準が厳しいことを示しているのですが、逆に年収200万円以上であれば、審査の第一関門は突破できるということではないでしょうか。

 

A個人信用情報
過去の利用実績・金融事故実績・直近の申込情報などが審査に大きな影響を与えます。

 

B勤続年数
イオンアシストプランでは「勤続年数3年以上」あれば問題ないとされています。
逆に「勤続年数1年未満」では合格するのが厳しいでしょう。

 

「審査基準が厳しい」とは、これらの項目の判断を厳しくするということです。
自分の状況をしっかりと把握したうえで申込を行えば、何も怖いことはありません。

 

イオン銀行おまとめローン「イオンアシストプラン」の保証会社

イオンアシストプランの保証会社は、オリックスクレジット株式会社が担当しています。審査に合格するにはイオン銀行の審査に加えて、オリックスクレジットの審査も合格しなければいけません。オリックスクレジット株式会社は信販会社ですが、イオンアシストプランに対してはやはり厳しい審査基準で対応しているようですので注意が必要です。

 

オリックスクレジット株式会社は、JICC(株式会社日本信用情報機構)とCIC(株式会社シー・アイ・シー)の2つの個人信用情報機関に加盟しています。どちらかの個人信用情報機関に事故情報などが登録されていると、イオンアシストプランの審査でもかなり不利となります。

 

またオリックスクレジット株式会社は他の銀行カードローンの保証も担っています。その名の通り「オリックス銀行」の他「りそな銀行りそなプレミアムローン」などで保証を行っています。
オリックスクレジット株式会社発行のクレジットカードはもちろん、これらの保証を担当している銀行カードローンで問題を発生させているケースでも、イオンアシストプランの審査において致命傷となります。

 

イオン銀行おまとめローン「イオンアシストプラン」の口コミ情報

実際にイオンアシストプランでおまとめを利用された方の体験談を紹介します。適用金利が低いことでおまとめとしてのメリットが高いとされている一方、審査が厳しいという意見も多いようですので、利用の際の参考にしてみましょう。

 

大幅に返済額を軽減できました

 

・40代男性
・正社員
・年収500万円
・借入希望金額150万円

 

消費者金融のカードローンをおまとめしたいと考えており、イオン銀行で申込を行いました。審査も無事合格でき、毎月の返済額を大幅に抑えることができました。毎月の生活にも余裕が出ましたので、できるだけ早めに完済したいと思います。

審査が不安でしたが

 

・30代男性
・正社員
・年収350万円
・借入希望金額50万円

 

イオン銀行は審査が厳しいと聞いていましたが、金利が低いということで申し込んでみました。すると希望金額満額で合格できました。しかも借入金利がこれまでより2%近く低くなったので、返済額もかなり下げることができました。
本当にありがたいです。

審査に落ちてしまいました

 

・30代男性
・正社員
・年収300万円
・借入希望金額100万円

 

年収と比較して借入希望金額が総量規制ギリギリだったので、銀行のおまとめローンを申し込んでみました。金利の低さが魅力のイオン銀行を選択しましたが、残念ながら審査に合格できませんでした。後から調べてみるとイオン銀行は審査が厳しいという情報が多いことを知りました。もう少し慎重に申込先を選択するべきでした。

 

イオン銀行おまとめローン「イオンアシストプラン」の商品概要

〇利用できる方

 

・日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方
・契約時の年齢が満20歳以上、満60歳未満の方
・イオン銀行に普通預金口座をお持ちの方
・安定かつ継続した収入の見込める方(原則、前年度税込年収が200万円以上の方)

 

年齢は運転免許証などの本人確認書類で厳密に確認されますので偽っても無駄です。
原則、前年度年収200万円以上という条件ですので、その分審査基準が厳しいことを示しています。
年金受給者・学生・無職・専業主婦(夫)は利用することができません。

 

〇資金使途

 

・原則自由(事業性資金は不可)

 

借りたお金の使い道(資金使途)は自由です。
商品名称に「おまとめローン」と明記されていますが、おまとめ目的以外にも利用することができます。

 

〇借入形態

 

・証書貸付

 

「カードローン」形態ではありません。

 

〇借入金額

 

・30万円以上700万円以内(10万円単位)

 

最高700万円まで利用可能ですので、高額のおまとめにも対応しています。

 

〇借入期間

・1年以上8年以内(1年単位

 

〇金利 年3.8%〜年13.5%(2017年3月1日現在)

 

最上限金利13.5%はおまとめローンの利用を考えた際には魅力的です。

 

〇遅延損害金

・年14.6%

 

延滞利率は他社のローンと比較して低めです。
だからといって軽々しく遅れることのないように注意しましょう

 

〇手数料

・事務手数料 契約1件につき2,700円

 

〇返済方式

・元利均等返済

 

借入れ金額の50%を上限として、6カ月毎の増額返済(いわゆるボーナス返済)も併用できます。

 

〇返済方法

・口座からの自動引き落とし

 

〇返済日

・毎月27日

 

返済方法は「口座引き落とし」、返済日は「27日」のみとなっています。
口座残高不足には十分注意しましょう。

 

〇担保・保証人

・不要

 

保証会社であるオリックス・クレジット(株)が保証しますので、借入に際して担保を提供したり、保証人を準備する必要はありません。逆にいえば担保や保証人に頼った借入はできないということです。審査などではあくまで申込者本人の返済能力が問われることになります。

 

イオン銀行おまとめローン「イオンアシストプラン」のメリット

@上限金利が低い

ローンの金利を比較する場合、どうしても最下限金利に注目しがちです。確かに最下限金利が低いローンは非常に魅力的です。しかし最下限金利はよほど高額融資、しかも利用者の属性がトップクラスのケースでしかまず適用されません。金利の比較は、最上限金利により重点を置くべきなのです。

 

そういう意味ではイオンアシストプランの最上限金利は「13.5%」です。仮にこの金利が適用されたとしても、消費者金融の金利などに比較してより低い利用者が多いのではないでしょうか。その分おまとめを行った際の返済額の軽減効果も高くなるケースが多いというメリットが生まれてきます。

 

A300万円以下の申込で原則、収入証明書提出不要

最近の銀行ローンでは収入証明書提出不要としている先も多くなっています。ただしその条件は「100万円以下の申込」というのがひとつの基準となっています。その点「300万円以下」という条件を提示しているイオンアシストプランは、それだけ余計な手間などを省くことができます。

 

イオン銀行おまとめローン「イオンアシストプラン」のデメリット

@アルバイト・パート・専業主婦・学生は利用できない

イオンアシストプランの申込条件に「原則、前年度年収200万円以上」という項目があります。200万円以上の年収があれば正社員だけなく、派遣社員などでも利用することができます。しかし現実的にアルバイトやパートで年収200万円以上を確保するのはかなり難しいでしょう。
合わせて自身に収入の無い専業主婦・学生なども利用することはできません。審査基準が厳しいとされているひとつの理由が、この点に想像することができます。

 

A事務手数料が必要

1件当たり2,500円の事務手数料の他、契約書の収入印紙代なども負担しなければいけません。
少額ですが、契約時には負担を考慮しておく必要があります。

 

B追加借入はできない

イオンアシストプランの契約は「証書貸付」です。一般的なカードローンのように「返済により空き枠が生じれば追加借入ができる」という仕組みのものではありません。一度契約を行うと、証書貸付契約に基づき最終まで返済のみを行っていくことになります。

 

審査に合格できればメリットが……

イオンアシストプランは、低金利で利用できるおまとめ専用ローンです。ただしその分審査基準が厳しくなっており、申込条件にも年収200万円以上という項目が設けられています。
当然年収200万円以上であれば必ず合格できるというわけでもなく、合否は実際に申込を行ってみないとわかりません。

 

このような説明を聞いて申込を躊躇される方もおられるかもしれません。それでも適用金利が13.5%以下が確保されているというのは大きな魅力です。

 

後は申込者本人の返済能力の問題でしょう。収入を含めた返済能力と、これまでの借入・返済状況に問題ないと自信を持って審査に臨むことができるかどうかです。逆に少しでも不安に感じるのであれば、他社の申込も検討するべきでしょう。