おまとめとしても利用可能な楽天銀行スーパーローン

住信SBIネット銀行は、その名の通りネット専業銀行で、2007年に住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して設立されました。有人店舗や自社ATMを保有せず、ほとんどの取引をインターネットを通じて行います。
その分店舗管理費や人件費を削減でき、顧客に対して預金金利を高くし、手数料を抑えるサービスが可能になっています。JCSIの顧客満足度調査では3年連続銀行部門第1位という実績を誇っています。

 

住信SBIネット銀行が商品化しているカードローン「MR.カードローン」には2種類あります。「プレミアムコース」と「スタンダードコース」ですが、おまとめとして考えた場合、「スタンダードコース」はやや精彩を欠く内容となっています。その理由を考えていきましょう。

 

住信SBIネット銀行「MR.カードローン スタンダードコース」の審査について

まずはMR.カードローンの審査について考えてみましょう。インターネットなどの情報によると、MR.カードローンの審査基準は甘いという意見、厳しいという意見の2通りに見解が分かれています。
その根拠をまとめてみました。

 

審査基準が甘い

MR.カードローンの保証会社は「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」もしくは「住信SBIネット銀カード株式会社」の2社となっています。保証会社が2社あるということは審査に合格できるチャンスが2回あるということです。
しかも「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」通称「プロミス」は言わずと知れた大手消費者金融です。消費者金融の審査基準は比較的緩やかである傾向がありますので、その意味でもMR.カードローンは審査基準が甘いとされています。

 

審査基準が厳しい

一般的にカードローンは低金利・高限度額になるほど審査基準が厳しいといわれています。MR.カードローンのプレミアムコースは「実質年利1.59〜7.99%、借入限度額最高1,200万円」と業界でも屈指の低金利・高限度額を誇っています。その分審査基準が厳しいとされています。

 

一方スタンダードコースは「実質年利8.99〜14.79%、借入限度額最高300万円」となっていますので、審査基準は比較的柔軟に対応できる内容となっています。

 

以上を比較するとMR.カードローンをおまとめとして利用することを考えた場合「スタンダードコース」では比較的審査に合格しやすいと考えられます。しかし金利や借入限度額を考えた際には、おまとめ目的ではかなりメリットが低くなる内容です。

 

おまとめとして考えた場合、ぜひともプレミアムコースに合格したいところですが、やはり厳しい審査は覚悟しておかなくてはいけません。とくに以下のような方はプレミアムコースで合格するのはかなり難しいと思えますので注意しましょう。

 

  • 勤続年数が浅い方→最低でも1年以上は必要
  • 年収などに比較して他社借入件数・金額が多い方→おまとめ目的でも同様
  • 正社員でない方→パートやアルバイトの方でも利用はできますが、審査基準は厳しく高限度額はまず不可能

 

住信SBIネット銀行「MR.カードローン スタンダードコース」をおまとめとして利用された方の口コミ情報

MR.カードローンの2種類の商品のうち「スタンダードコース」はおまとめとしては不向きです。実際に利用された方の体験談からも、そのことがわかります。

 

メリットがほとんどでない!!
・40代男性
・正社員
・年収400万円
・借入希望金額100万円

 

住信SBIネット銀行でおまとめローンを利用したいと考えたのですが、プレミアムコースに適応できず、スタンダードコースとなってしまいました。これまでの金利とさほど変わらず、返済金額も大きく減らすことはできませんでした。審査回答までの日数もかかって、これなら他の銀行カードローンを申し込むべきでした。

プレミアムコースを期待していたのに

 

・30代男性
・正社員
・年収400万円
・借入希望金額80万円

 

住信SBIネット銀行は金利が低いという評判を聞いて、おまとめ目的で申込しました。計算してみると、プレミアムコースの金利ではかなりメリットが出ますが、スタンダードコースではほとんど変わらないとわかり、プレミアムコースを期待して申込したのですが、審査結果はスタンダードコースとなってしまいました。せっかく合格できたので契約しましたが、手続きも複雑で少し後悔しています。

一本化できただけでも良し

 

・30代女性
・派遣社員

 

・年収300万円
・借入希望金額50万円

 

おまとめローンとしてネット広告で紹介されていた住信SBIネット銀行を申し込みました。派遣社員ということで審査は厳しいと思っていたのですが、スタンダードコースでの合格となりました。これまでとは返済金額はほとんど変わりませんが、返済日と返済金額を統一できただけでも良しと考えています。

 

住信SBIネット銀行「MR.カードローン スタンダードコース」の商品内容

利用できる方

・申込時年齢が満20歳以上満65歳以下であること
・安定継続した収入のあること
・外国籍の場合、永住者であること
・保証会社の保証を受けられること
・住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有していること(同時申込可)

 

資金使途

・原則自由(事業性資金は不可)

 

借りたお金の使い道(資金使途)は自由ですので、一応はおまとめ目的としても利用できます。

 

借入限度額

・10万円〜300万円

 

スタンダードコースの最高借入限度額は300万円です。
高額のおまとめには利用することができません。

 

契約期限

・契約成立日の1年後の応当日の属する月の末日とし、自動更新を行います。

 

契約期限は1年毎の審査により基本的には自動更新されます。ただし利用状況に問題がある場合は継続されず、新たな新規借入もできなくなります(新規貸越停止)。この場合、以後は借入残高が0になるまで返済のみを続けていくのみになりますので注意しましょう。

 

金利

・実質年利8.390%〜14.790%の変動金利(平成29年3月時点)

 

変動金利ですので、契約後でも適用金利が変更されることもあります。金融情勢などにより金利が上がったり下がったりすることもありますので注意しましょう。

 

なお借入限度額に応じて、適用金利が以下に分類されています。

 

借入限度額 適用金利
10万円以上〜100万円以下 年14.79%
100万円超〜200万円以下 年11.99%
200万円超〜300万円以下 年8.99%

 

以下の条件で適用金利が優遇されます。

 

SBI 証券口座保有登録済である方 年▲0.5%
住信SBIネット銀行住宅ローン残高がある方(注1)  
住信SBIネット銀行所定のSBIカードを保有し、住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している方(注2) 年▲0.1%

 

(注1)三井住友信託銀行の商品である「ネット専用住宅ローン」を含みますが、住信SBIネット銀行が取扱う「フラット35」および「フラット35 ミスターパッケージローン」は含まれません。
(注2)住信SBIネット銀行所定のSBIカードとは、「SBIレギュラーカード」、「SBIゴールドカード」、「SBIプラチナカード」、「SBIワールドカード」を指します。
なお、「ディープインパクトカード」、「NEXYZ.SBIカード」、「SBI ACミランレギュラーカード」、「スターフライヤーレギュラーカード」は、「SBIレギュラーカード」のお取扱いとなります。
また、オリックス・クレジット株式会社および株式会社ジェーシービーが保証するカードローンご契約の方は適用対象外です。

 

担保・保証人

・不要

 

保証会社である「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」、「住信SBIネット銀カード株式会社」が保証しますので借入に際して担保を提供したり、保証人を準備する必要はありません。逆にいえば担保や保証人に頼った借入はできないということです。審査などではあくまで申込者本人の返済能力が問われることになります。

 

約定返済日

・5日(銀行休業日の場合は翌営業日)

 

返済方法

・口座振替

 

返済方式

・残高スライドリボルビング方式

 

前月末時点の借入残高に応じて以下のように毎月の返済額が段階的にスライドしていきます。毎月の返済額を最低限に抑えることができる反面、返済期間が長期化することもあります。余裕があるときは繰上返済を活用し、できるだけ早く完済するようにしましょう。

 

前月末時点の借入残高 返済額
2,000円以下の場合 前月末時点の貸越残高
2,000円超10万円以下 2,000円
10万円超20万円以下 4,000円
20万円超40万円以下 6,000円
40万円超60万円以下 8,000円
60万円超80万円以下 11,000円
80万円超100万円以下 15,000円
100万円超150万円以下 20,000円
150万円超300万円以下 25,000円

 

住信SBIネット銀行「MR.カードローン スタンダードコース」のメリット

@収入証明書不要

MR.カードローンは借入希望金額300万円を超える場合、収入証明書の提出が原則不要とされています。そしてスタンダードコースの借入限度額は最高300万円です。つまりスタンダードコースの申込では、基本的には収入証明書の提出は不要ということです。

 

A金利優遇が受けられる

SBI証券に口座がある方、または住信SBIネット銀行の住宅ローンに残高がある人は、基準金利より▲0.5%の金利優遇を受けることができます。さらにSBIカードを持っていて、さらに住信SBIネット銀行を引き落とし口座にしている場合は▲0.1%の金利優遇を受けることができます。ただし適用金利は変動金利ですので注意しましょう。

 

住信SBIネット銀行「MR.カードローン スタンダードコース」のデメリット

@金利が標準的

適用金利は「実質年利8.390%〜14.790%」銀行カードローンとして考えた際、標準的な金利水準です。おまとめとして利用する場合は、他の銀行カードローンにもより低金利の商品もありますので比較してみましょう。

 

A融資スピード

申込を行って仮審査の決定までは数時間で完了します。しかし本審査が完了して契約、融資可能までは数日間を必要とします。長ければ1週間以上もかかることもありますので注意しましょう。

 

B申込方法・返済方法が限定的

・申込方法→ホームページから
・返済日→毎月5日
・返済方法→口座引落

 

このように申込方法や返済方法が限られています。

 

プレミアムコースとスタンダードコースの比較

ここでMR.カードローンの2種類の商品「プレミアムコース」と「スタンダードコース」の適用金利と借入限度額を比較してみましょう。

 

  借入限度額 金利
プレミアムコース 10〜1,200万円 1.59〜7.99%
スタンダードコース 10〜300万円 8.99〜14.79%

 

プレミアムコースの高限度額・低金利はおまとめ目的として考えた際には、非常に魅力的です。
ただしその分審査に合格するのが難しくなっています。
万が一スタンダードコースの適用となると、適用金利のよってはおまとめのメリットが発生しないケースも考えられますので注意しましょう。

 

MR.カードローン スタンダードコースはおまとめに不向き?

住信SBIネット銀行カードローン「MR.カードローン」には「プレミアムコース」「スタンダードコース」の2種類があります。これまで再三説明してきましたが、プレミアムコースは業界屈指の高限度額・低金利でおまとめローンとして最適です。ただしその分審査に合格するのが難しくなっています。

 

一方スタンダードコースは、銀行カードローンとしては標準的な適用金利です。既存借入の金利差を比較した場合、おまとめによるメリットが発生しないこともあります。仮にプレミアムコースを希望して申し込んでも、審査によってはスタンダードコースが適用されることになるかもしれません。

 

審査は実際に受けてみなければその結果はわかりません。万が一不合格、もしくはスタンダードコースでの申込を拒絶した場合には「申込実績」が個人信用情報に登録されます。その後他社のおまとめローンに申し込んだ際に、申込実績が審査に悪影響を与えることも考えられます。

 

自分の返済能力や過去の返済実績に自身がある方は、住信SBIネット銀行に申し込むのもひとつの手段ではあります。しかし少しでも不安を感じる方は、避けたほうが無難かもしれません。銀行カードローンの中にも、スタンダードコースの商品内容よりもおまとめとしておすすめの商品がありますので、比較してみてはどうでしょうか。