どちらを選ぶ?大手銀行と地方銀行のカードローン

一口にカードローンといっても、消費者金融系や信販系、銀行系とたくさんの選択肢があります。そんなとき、一番分かりやすい検討事項は金利だと思います。金利の面では、消費者金融や信販系に比べ、銀行カードローンの方が一般的に低く設定されています。
それでは、銀行カードローンの中でも大手銀行と地方銀行のカードローンであればどちらを選ぶか、アンケートを元に債務整理の専門家がそのポイントを解説します。

 

大手銀行と地方銀行のカードローン、使うならどっち?

【回答数】
大手銀行:46
地方銀行:54

 

【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2016年11月04日〜2016年11月18日
有効回答数:100サンプル

 

地方銀行の方が便利で安心!若干の差で大手銀行より人気!

アンケートの結果、若干の差ではありますが、地方銀行を選ばれる方のほうが多数でした。

 

大手銀行だと近くにATMや窓口がないので、近くに窓口やATMがある地方銀行の方が、手続きや返済時に便利だと思うから。
(30代/女性/会社員)

地方銀行の方が親身になってくれる印象があります。すぐに相談できる環境があるような気がするので地方銀行です。
(30代/女性/専業主婦)

地方銀行のカードローンがいいかもね、大手より金利が低そうな気がしますね。
(30代/男性/会社員)

地域活性化に多少なりとも貢献したいから、地方銀行を選びました。
(30代/女性/公務員)

やはり、地元に密着、という感じがするので、地方銀行の方が断然信用できるような気がします。
(20代/女性/会社員)

 

地方銀行を選んだ理由として一番多いのが、近くに窓口やATMがあって便利だから、という意見でした。特に、カードローンの利用が初めて、という方であれば窓口で親しみがある、という点では地方銀行の方が安心感がありそうですね。

 

地方銀行の方が大手銀行より金利が低そう、という意見もありましたが、銀行によっては、その銀行の口座を給与振込や各種公共料金の引き落としなどに使っていると、提示されている以上に優遇された金利が適応される場合もありますので、該当すれば大手銀行のカードローンより低くなる可能性があると思います。地域活性化に貢献したい、という意見もありました。

 

出張や旅行が多い人にとっては大手銀行の方が便利という意見も

アンケートの結果、地方銀行には若干数で及ばなかったものの、大手銀行の方が便利で安心、という声も多くありました。

 

安心して利用できます。またメガバンクは全国どこにでもあるので旅行先でお金をおろすのも簡単でいいです
(20代/男性/会社員)

地方銀行はその地方でしか使えないことがあるので。大手銀行はその点まだ心配がない。
(50代/男性/契約派遣社員)

金利など調べないとわからないがイメージで大手の方が安い印象がある。
(30代/男性/自由業・フリーランス)

違いがよくわからないのですが、田舎の地方銀行は、銀行員の口が意外と軽く、守秘義務も守れない銀行員がいますので。
(50代/女性/専業主婦)

大手銀行の方が安心感、信頼感があるのかな、と思ったからです。
(30代/女性/無職)

 

地方銀行ではその地方しか使えないけど、大手銀行では全国で使える、というのは出張や旅行が多い人にとっては非常に重要なことですね。その点では大手銀行の方が地方銀行に比べて優位であるといえるでしょう。また、CMなどで前面的にカードローンを打ち出している銀行の金利は確かに他の銀行に比べて低い印象があります。

 

田舎の地方銀行は、銀行員の口が意外と軽く、守秘義務も守れない銀行員がいます、という意見もありましたが、大手銀行の方が、コンプライアンスがしっかりしているという印象もあるようです。

 

銀行によって金利は異なる

カードローンを利用する際最も気になるのは金利だと思いますが大手銀行か地方銀行ということでの金利差はほとんどないように感じます。しかし、銀行によって金利は異なりますので比較検討はされてみてください。

 

便利さは重要

今は、大手の銀行も地方の銀行もパソコンで申し込みができますし、ほとんどが返済や入出金もコンビニを利用でき、店舗数が少ない地方でもあまり不便はありません。その点でも地方銀行と大手銀行の違いは少なくなっています。

 

債務整理の専門として検討したいポイント

お金を借りる際に返せなくなると言うことを前提に考える方はいないかと思いますが、私どもは色々な事情により借りたお金を返せなくなった方の債務整理について相談をお受けします。その際、受任した債権者に銀行があれば、その口座は凍結されます。

 

給与振り込み先の口座があった場合、支払停止措置が遅れたり、勤務先に給与の振り込み口座を変えてもらわないといけなくなったり、給与が振り込まれるタイミングが口座凍結のタイミングと重なってしまった場合にはATMで引き出しができず、事前に事情を伝えた店舗に赴いて引き出さなくてはならないという不都合が生じます。

 

よって、ご自身の給与振込口座となっている銀行でのローンは避けることをお勧め致します。

 

とりわけ、東京都以外または全国展開している大手企業にお勤めの方以外の給与振込先は、地方銀行であることが多いように思いますので、その場合は大手銀行の方がいいかもしれません。

 

文責:司法書士(匿名希望)
借金解決を専門にする司法書士。自己破産や個人再生、任意整理など、数多くの相談を受け、解決してきた実績を持つ。